2010年10月7日木曜日

違いを力に - 発達障害をめぐる現場から 第2部 教育の形(3)

大阪日日新聞 
将来見据え自信つける 演劇通して表現力向上
発達障害の一つ、アスペルガー症候群の土屋健さん(16)=仮名=は、中学3年の夏から不登校になった。「空気が読めず、いじめに遭った」ためだ。進学の際「コミュニケーション能力を身に付けたい」と願い入学したのが、大阪YMCA(大阪市西区)の国際専門学校高等課程「表現・コミュニケーション学科(表コミ)」だった。さまざまな理由で不登校になった生徒を受け入れる表コミでは、高校卒業資格に必要な教育課程に加え、特別支援教育を重視。卒業後の将来を見据え、人とかかわる力を培う授業が柱の一つで、最終的に演劇に取り組む。

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