2010年9月11日土曜日

二科展:デザイン部門 自閉症抱えた相田さん入選 絵で社会との距離縮まった /埼玉

毎日新聞 
鴻巣市在住の相田大希(ひろき)さん(25)のポスターが、第95回記念二科展のデザイン部門で入選した。同展での入選は5回目。幼いころから自閉症を抱え、コミュニケーションをとるのは苦手だが、母英梨子さん(58)は「絵を通じて、社会との距離が縮まった気がする」と話している。作品は薄いピンク色のソファに腰掛けた白と茶のぶちの猫など3匹を描いた。相田さんの作品は、水性サインペンを何色も塗り重ねる画法が特徴。今回は、約20色を使い2日間で仕上げた。作業所に通いながらペンを握る相田さんは入選を聞き、「良かった」とはにかんだという。相田さんの作品は、国立新美術館(東京都港区六本木)で、13日まで開かれている「二科展」で展示されている

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