2010年9月19日日曜日

ネコのあくび:ウィング先生

毎日新聞 
「モーツァルト、バッハ、ベートーベン。ほんのちょっと聞いただけですぐに曲名を言えました。娘はとてもクラシックが好きだったんです」。今年3月、ロンドン郊外の研究室を訪ねると、穏やかな顔でローナ・ウィング先生は迎えてくれた。自らも自閉症の娘を持つ母として、イギリス自閉症協会の設立にかかわった。「アスペルガー症候群」「自閉症スペクトラム(連続体)」という概念を提唱し、今日の自閉症研究の土台を築いた偉大な研究者なのである。

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