2010年9月26日日曜日

障害者の逸品 東京に集結

朝日新聞 
全国の福祉施設で作られている食品や工芸品を集めて販売する店「にぎやかな風」が、東京都杉並区にできた。店長の茶谷恒治さん(38)が全国を歩き、障害のある人が手間ひまかけて作った約220品をそろえた。県内からは富山市愛宕町の作業所「あぐり果愛(くらぶ)」の商品が並ぶ。「売る場所」が増えることで、彼らの工賃アップにつなげたいという。「全国のいいものを集めてますよー」。開店初日の21日、真っ赤な衣装に身を包んだ茶谷さんが、ギターを鳴らしながら呼びかけた。「芝居や歌の世界」から転身、社会福祉法人の職員として働きながら温めてきた「障害者産品のセレクトショップ」が実現した。「にぎやかな風」はJR中央線、阿佐ケ谷駅西側のガード下にある。

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