2010年9月2日木曜日

子どもの発育へ環境汚染の影響探る 東北大が宮城県と協定締結

河北新報 
東北大大学院医学系研究科は本年度、宮城県内4医療圏の母子を対象に、環境汚染が子どもの発育に与える影響を探る大規模調査を始める。実施に向けて31日、県や関係自治体と協力協定を結んだ。東北大などによると近年、自閉症やアスペルガー症候群などの精神神経発達障害や、先天異常のある子どもが増えているという。原因として、ダイオキシンなどの汚染物質や農薬、住宅建材に含まれるホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)の影響が指摘されている。関連を分析し、新たな治療や環境対策に結び付けるのが調査の狙い。

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