2010年9月5日日曜日

裁判員裁判:父親殺人未遂 被告に猶予判決 裁判員「判断難しかった」 /富山

毎日新聞 
同居する父親を包丁で刺し殺そうとしたとして、殺人未遂罪に問われた高岡市伏木古府3、無職、堀昌弘被告(23)に対する裁判員裁判の判決公判が3日、富山地裁であった。岩井隆義裁判長は「強い殺意に基づく危険な犯行だが、反省し父親も許している」などとして、保護観察の付いた懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役5年)を言い渡した。判決では、堀被告が自閉症だったことを認めた。言い渡しの後、岩井裁判長は「実刑にするか執行猶予を付けるか相当悩みました。自閉症と向き合って生きていってください」と語りかけた。

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