2010年9月2日木曜日

知的障害者の生活支援 下諏訪にホーム開設へ 長野

信濃毎日新聞 
岡谷市内で知的障害者の就労支援施設などを運営する社会福祉法人つばさ福祉会は10月、下諏訪町湖浜に知的障害者のグループホーム・ケアホーム「つばさの家 下諏訪」を開設する。入所者の生活拠点を地域の中に移しつつある県の知的障害者総合援護施設「西駒郷」(駒ケ根市、宮田村)から諏訪地方出身者ら6人を受け入れ、生活を支えていく。県障害者支援課によると、諏訪地方のグループホーム・ケアホームは4月1日時点で9軒。同福祉会理事長の今井照雄さん(62)は「障害者が生まれ育った地域で暮らせれば、家族との接点も持ちやすい。だが、そのための拠点はまだまだ不足している」と指摘する。同福祉会は来年、岡谷市に3カ所目のホームを設け在宅の障害者を受け入れる予定。

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