2010年9月16日木曜日

4歳未満児と自閉症児、あくび「伝染しない」 米大研究

AFPBB News 
「あくびは人から人へ移る」ことが分かっているが、4歳未満児と自閉症児はこの現象に無縁だとする論文が、15日の医学誌「Child Development」に発表された。米コネティカット大(University of Connecticut)の研究チームは、正常発育児、つまり実年齢と精神年齢が同じ1〜6歳の120人と、自閉症スペクトラム障害を持つ6〜15歳の30人を対象に、あくびが伝染するのかどうかについて観察した。その結果、おなかの中の赤ん坊は自発的にあくびをするが、産まれてきた赤ん坊の大半は、4歳になるまでは「あくびに伝染しない」ことが分かった。また、自閉症の子どもは、正常発育児に比べてあくびを移される頻度が少なく、自閉症の度合いが高いほどこの傾向が強くなった。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る