2010年8月30日月曜日

端材活用、割りばし製造に力 天竜区の障害者作業所 静岡

静岡新聞 
浜松市天竜区二俣町の就労継続支援B型事業所「作業所せきれい」が、天竜材の端材を利用した割りばし製造に力を入れている。自動車部品関連の下請け作業が激減する中、割りばし製造が“主役”に成長。端材の有効活用にも一役買っている。NPO法人せきれいが運営する作業所には、障害がある10〜60代の21人が通っている。割りばしの材料は天竜産の間伐材や端材。長さ21、24センチの割りばしを月に計3万膳(ぜん)出荷している。課題は営業力の強化と品質のさらなる向上だ。安達施設長は「販路を広げ、少しでも利用者の賃金アップにつなげていきたい」と力を込めた。

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