2010年8月27日金曜日

発達障害の子と親を支援 神戸のグループが10年 兵庫

神戸新聞 
神戸市北区を拠点に、発達障害の子どもを育てる親や家族に、休息や交流の場を提供している支援グループ「JAM」が8月、発足から丸10年を迎えた。数人で始まった活動は現在、120人以上のメンバーを数える。この間、聞き分けのない子などと誤解されがちだった発達障害児への社会の理解は幾分進んだが、親の心労は絶えない。代表の重松るみさん(61)は「気持ちを整理し、前を向くための後押しになれば」と話す。2000年8月、同市総合療育センター(長田区丸山町)で、障害児を対象にしたグループ療育で知り合った母親らが「悩みを話せる場所がほしい」と立ち上げたのがきっかけ。現在「JAMカフェ」と名付けた茶話会を北区子育て支援センター(北区甲栄台2)で月2回開くほか、親子でできる体操、芸術体験などの活動を毎月行っている。

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