2010年8月30日月曜日

障害者授産施設 工賃アップ「自助努力」 /鹿児島

毎日新聞 
障害者の自立を図るため、県は授産施設利用者の平均工賃を11年度までに月2万5000円以上とする「工賃倍増計画」を実施している。だが、実際は1万3000円前後で推移しており、目標達成は「極めて厳しい状況」(県)だ。施設関係者は研修会を開くなど、工賃を上げるための自助努力を重ねている。工賃向上を支援している「NPO法人自立支援センターかごしま」の藤田泰洋事務局長は、「障害者は新しい作業や長時間の集中が困難なため、企業や自治体の積極的なかかわりが必要」と指摘した上で、「自助努力を重ねなければ社会からの協力も得られない」と話し、施設側の意識改革の重要性を強調した。

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