2010年6月12日土曜日

10年版障害者白書 差別、偏見「ある」68%

47NEWS
政府は11日午前の閣議で、2010年版「障害者施策の概況」(障害者白書)を了承した。障害のある人への意識調査で「障害を理由とする差別や偏見を受けたことがある」と答えた人は68%に上った。障害者への差別を禁止し社会参加を促進する「障害者権利条約」の批准が検討されているが、依然として障害者が差別意識に悩まされている実態が浮き彫りになった。白書では、国民一般を対象にしたインターネット調査結果も公表。差別や偏見について「あると思う」「少しはあると思う」と答えた人が計92%だった一方、障害者権利条約を「知っている」のは25%にとどまった。1050人が回答した。

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