2010年4月17日土曜日

博多RC負担軽減で危機救う 出会いが生んだ善意の支援 大野城市の福祉パン工房「ありがたい」

西日本新聞 
自閉症の人たちの自立と雇用創出を目指し、パン工房を運営する大野城市のNPO法人「ゆづるは」(松尾敦子理事長)が、約200万円相当の調理器具などを寄贈されたのを機に、スタッフの過労や施設老朽化の問題を乗り越えて体制強化の道を歩み出した。寄贈したのは福岡都市圏の経営者らでつくる「博多ロータリークラブ」(杉山俊明会長、70人)で、きっかけはパンの出張販売で生まれた出会い。工房スタッフは「地道な活動が認められてうれしい」と喜んでいる。同クラブの杉山会長は「役に立てて安心した」。松尾理事長は「存続が危ぶまれた時期の善意と、活動への評価はありがたい。機材を活用して活動を盤石にし、九州の療育支援を担う人材育成にも取り組みたい」と意気込んでいる。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る