2013年10月21日月曜日

知的障害者が本格チーズ作り 岡山・土田の里の工房 岡山

山陽新聞 
NPO法人「土田の里」(岡山市中区土田)の工房(同市東区松新町)で、知的障害のある人たちがナチュラルチーズ作りに取り組んでいる。加熱処理せず、1年かけて熟成させる本格志向。風味の豊かさが人気を集めており、同法人によると、知的障害者がチーズ作りを手掛けるのは全国的にも珍しいという。担当しているのは知的障害者の20代の男女3人。平日午前10時から約6時間、牛乳のかき混ぜ、味付けなど約10の工程を交代で行う。楕円(だえん)形に整えたチーズは大型冷蔵庫で5度の温度で一晩冷やした後、12度の熟成庫に移して約1年保管する。今後は働く人や、チーズの種類を増やすのが目標。藤田理事長は「自分の知識と経験を生かし全力でサポートしたい」と意気込む。チーズは100グラム500円で販売している。

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