毎日新聞
面識のない27人と養子縁組を繰り返していた東京都葛飾区の知的障害者の男性(61)が縁組の無効確認を求めた訴訟の判決で、東京家裁は15日、男性の請求を認めた。神野泰一裁判官は「何者かが男性に無断で手続きをしており、縁組の意思はなかった」と認定した。訴えていたのは、万引きなどで服役と路上生活を繰り返した累犯障害者の男性。2002年以降、養親10人、養子17人と縁組し、姓は12回変わった。姓が変わるたびに新たな名義で銀行口座が開設され、振り込め詐欺集団などが犯罪に悪用した疑いがある。
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