2013年9月23日月曜日

東大、血液で自閉症診断-4種の代謝産物指標に

日刊工業新聞 
東京大学大学院医学系研究科の山末英典准教授らのグループは、血液に含まれる成分から「自閉症スペクトラム障害」(ASD)を診断できる可能性があることを明らかにした。ASD患者と健常者の血中に含まれる代謝産物濃度を比較。4種類の代謝産物を指標にすることで、80%の高確率でASD患者を判別できることが分かった。ASDは面談などの主観的な手法で診断されている。今回の研究の再現性がさらに確認できれば、血液成分という客観的指標の診断法開発に貢献すると期待される。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る