2013年9月17日火曜日

累犯障害者に猶予判決 福祉で更生、専門家の助言反映 滋賀

時事通信 
知的障害などを抱え犯罪を繰り返す「累犯障害者」らに対し、福祉を通じた更生支援策を提案する民間専門機関「滋賀県障がい者審査委員会」が審査対象とし、窃盗罪に問われた被告の男(61)の判決が13日、大津地裁であり、丸山徹裁判官は懲役1年、保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役1年)を言い渡した。関係者によると、累犯の被告に執行猶予付き判決が出されるのは異例という。地検は2月の初公判で、「福祉支援施設での更生が望ましい」とする同委員会の報告書を証拠として提出。弁護側が提示した支援計画を考慮し、執行猶予5年が相当との意見を付けていた。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る