2013年6月20日木曜日

強盗事件被告、発達障害判明で猶予刑に減軽 宮城

読売新聞 
宮崎県高鍋町のコンビニ店で金を奪ったとして強盗罪に問われ、1審・宮崎地裁で懲役3年の実刑判決を受けた同町の無職男性(22)の控訴審判決が18日、福岡高裁宮崎支部であった。原田保孝裁判長は「1審判決後、発達障害と診断されたのを契機に保護者の理解が深まり、監督が期待できる」などとして1審判決を破棄し、懲役3年、執行猶予4年の判決を言い渡した。犯行の態様には障害の影響が考えられ、「被告に厳しい非難を向けるのは酷だ」と指摘。さらに、「男性は反省を深めるとともに、看護師をしている母親ら周囲の協力を得ながらボランティア活動をし、更生の道を歩き始めている」などと減軽の理由を述べた。

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