西日本新聞
「障害があっても、俺たちは音楽で生きていく。そう言ったら、みんなが笑った。できっこないって…。冗談じゃないぜー」-。神奈川県内の障害者バンド「サルサガムテープ」を率いて18年になるミュージシャンのかしわ哲さん(62)。今月11日、福岡市少年科学文化会館のステージでこう叫んだ。サルサガムテープは故忌野清志郎さんと共作CDを発売したり、パリで街頭ライブを成功させたりと、全国に増えつつある障害者バンドの先頭を走る。かしわさんに、なぜ障害者がロックなのか、聞いてみた。
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