2012年8月24日金曜日

遺伝子変異、高齢の父親が子に伝える傾向強いー自閉症などのリスクに ‎

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 
22日に科学誌ネイチャーに掲載された論文によると、比較的高齢の父親は、若い父親と比べると、新規の遺伝子変異を子どもにより多く伝えることが分かった。このため、自閉症、統合失調症、その他の病気の発症リスクが高まるという。母親が高齢であることがダウン症のような染色体異常の主な要因とされている。その一方で、受胎時の母親ではなく父親の年齢が新規の遺伝子変異を子どもに伝える主な要因であることを示唆する研究結果が最近相次いで出ており、今回の研究もその流れに沿ったものだ。

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