2012年8月21日火曜日

障害を持つ子供に音楽の面白さを 宮崎・日高まり子さん ‎

読売新聞 
音楽教諭としての初任地は、宮崎市の宮崎赤江養護学校(現・赤江まつばら支援学校)だった。障害を持つ子供たちと音楽でどうつながればいいのだろう――。宮崎大で声楽を専攻した時は、音程もテンポも厳密に決められた「ねばならない」の音楽を学んできただけに、戸惑った。ある日、同校の1人の女子生徒の声に触れ、感動を覚えた。歌になっていたわけではないのに、その声の美しさに思わず心を引かれた。「音楽を通してその人が変われば、それが音楽の力だ」。以来「音楽が面白いと気づいてもらうこと」を指導方針にしている。

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