2012年2月28日火曜日

障害者の取り調べに同席へ 立会人の研修始まる‎ 長崎

西日本新聞 
知的障害のある容疑者などの取り調べに福祉関係者を立ち会わせる長崎地検の取り組みが始まった。27日には長崎市で立会人予定者の研修会があり、今月あった取り調べに関与した長崎県内の大学の男性准教授(社会福祉学)が「(取調官に)障害特性が理解されていない場面もあった」などと体験を報告した。立ち会いは累犯防止などのため、学識経験者や社会福祉士が協力する。最高検や厚生労働省研究班が長崎県で試験的に始めた。研修会は立会人を推薦する同県地域生活定着支援センターが主催し、特別支援学校の教諭や学識経験者ら6人が参加した。
「『憎かったんでしょ』と聞かれて、『はい』と答えた内容が調書になっていた」と説明。「取調官がそう解釈したと書くべきだ」と検察側に助言したという。

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