2011年12月22日木曜日

ごうぎんの障害者事業所5年目  島根

朝日新聞 
障害者が地域で自立して生きていくモデルをつくろうと、山陰合同銀行(松江市)が始めた事業所「ごうぎんチャレンジドまつえ」が、5年目に入っている。当初6人だった障害者は3倍以上に増え、地道な活動は定着しつつある。知的障害がある10代後半から50代の計20人が月~金曜日に、1日6時間ずつ働いている。給料は手取りで月約8万円。障害者個人の障害基礎年金を合わせると15万円ほどになり、月5万円程度の利用料がかかるグループホーム(援助施設)などで暮らせる計算になるという。パート社員だが健康保険や厚生年金、雇用保険も備わっている。仕事は社員の名刺印刷やパソコンを使った伝票づくりをはじめ、週2回は絵の先生の指導で水彩画を描く。絵は銀行オリジナルのエコバッグやカレンダー、通帳ケースなどのPR品に使われている。

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