信濃毎日新聞
県社会福祉事業団(長野市)は8日、駒ケ根市で運営する知的障害者グループホームで世話人をしていた下伊那郡内の非常勤職員女性が、全利用者6人の小遣いなどから着服をしていたと発表した。期間は昨年3月からことし8月まで、額は300万円余と推定。女性は着服を認めているといい、事業団は近く駒ケ根署に刑事告発する方針。同ホームでは30~50代の男女が暮らし、事業所などで働いている。給料は同市内のNPO法人が管理し、一部を小遣い分として預金。キャッシュカードをグループホームの世話人が管理し、利用者の必要に応じて現金を引き出して渡す。女性は多めに引き出し、小遣い帳の数字を合わせるなどの手口で、数千円から数万円の着服を繰り返していたという。
0 コメント:
コメントを投稿