2011年6月10日金曜日

「農福連携」で校庭芝生化のポット苗増産 鳥取

読売新聞 
知的障害者らの働く場を確保する一環として、芝メーカーと福祉施設が連携し、校庭などの芝生化に使うポット苗を量産する取り組みが本格化している。この取り組みは、障害者の就労の場を農業分野で確保していく「農福連携」を進める県の橋渡しで、昨年度に大平園で始まった。校庭芝生化の普及で増産を目指すチュウブ緑地が試験的に3万個の生産を委託。1個約10円で同社が買い取り、大平園には約30万円の収入になった。ポット苗を校庭にまばらに植え込み、自然に繁茂させる「鳥取方式」は全国に普及。4施設で生産された苗は今月下旬から7月にかけ、各地の学校などに届けられる。チュウブ緑地の担当者は「今後も施設と協力し、さらなる普及に一役買いたい」と話している。

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