2011年6月30日木曜日

東日本大震災:障害者、再就職厳しく 震災で休業・失業、職種限られ不安も 岩手

毎日新聞 
東日本大震災の影響で1万人を超える人が休業・失業した県内沿岸地域では、大勢の障害者も仕事を失った。県は緊急雇用対策として約118億円を補正予算に計上したが、職種が限られ、障害者の雇用には結びつきにくいのが現状だ。離職期間が長期に及ぶと再就職が難しくなるケースもあり、関係者は早期の対策を求めている。陸前高田と大船渡の両市では、震災により一般就労していた約60人の障害者が仕事を失った。支援物資の仕分けやがれきの分別作業など、県の緊急雇用で再就職が決まったのはわずか7人。障害の種別や程度も異なり、肉体労働ができなかったり、人間関係になじめなかったりといった理由が、就職の妨げになっているという。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る