東京新聞
パソコンの技術指導を通して障害者の就職を手助けする就労移行支援事業所「ヒューマンサポート船橋」が一日、船橋市東船橋三に開所した。県内では昨年九月に千葉市中央区で開所したのに続き二カ所目。同区の事業所からはホームページ作成会社や印刷会社などに十一人が就職したという。運営するのは、民間会社のウイングル(東京都千代田区、長谷川敦弥社長)。二〇〇五年に設立され、さいたま、名古屋などに事業所を開設、船橋市で十三カ所目となる。同事業所の寺田克彦グループリーダーは「パソコンはあくまで手段。まず家を出る、体力を付ける、人と接触するのが目的」と強調する。このため、自分の考えを伝え、相手の意向を理解するコミュニケーション能力の向上を重視したグループによる訓練を実施。また、合同面接会への付き添いや、就職後の相談にも応じ、アドバイスを行うとしている。
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