2011年1月22日土曜日

大気汚染と自閉症に関連性 米

MediEigo 
近年,急激に増加している自閉症の発症に,車の排気ガスへの曝露が関連していることが明らかになった。カリフォルニア州の都市周辺に住む2歳から5歳の幼児に関する調査で,高速道路から309メートル以内に住む母親から生まれた子供は,そうでない子供と比べて自閉症を発症する危険性が2倍だった。この高速道路からの距離と自閉症の関連性は,子供の性別や民族,母親の年齢などの影響を除外しても変わらなかった。この結果は,交通関連の大気汚染によって生じるとされる炎症や酸化ストレスが自閉症の発症に関与するとの最近の所見と一致する。

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