2011年1月11日火曜日

さんさ踊りの浴衣 裂き織りに変身 盛岡の会社が発案 岩手

河北新報 
盛岡市の夏の祭典「盛岡さんさ踊り」で参加者が着た浴衣が、伝統工芸の裂き織りの作品として再利用されている。市内の住宅リフォーム業「くらし建築工房」が市の緊急雇用創出事業で障害者を雇用し、制作する。浴衣は盛岡商工会議所や地元銀行から600着を譲り受けた。緑、赤、黄、白と色はさまざま。使い古したこの浴衣を1センチ幅に裂いて機織りする。浴衣のほとんどは色あせているが、生地が柔らかく織りやすいという。浴衣を再利用した裂き織りは、「くらし建築工房」の石頭悦専務が2009年夏、中小企業家同友会の仲間と盛岡市の特別支援学校を見学したのがきっかけで考案された。

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