2011年1月4日火曜日

ご縁ありまして。:/2 「一緒にごはん」が温かい 東京

毎日新聞 
夕暮れ時、厨房(ちゅうぼう)からみそ汁や煮魚の懐かしいにおいが漂い始めると、食堂は少しずつにぎやかになる。知的障害の男性がお茶をいれ、体の不自由な高齢者に差し出す。傍らでマニキュアをした少女が携帯メールを打ちながら、はしを口に運ぶ。東京都福生市。在日米軍横田基地近くの住宅地にある4階建ての「ウィステリア福生」は、16歳から97歳まで約50人が共に暮らす複合福祉施設だ。2階に知的障害者、3階に高齢者、4階には虐待などで家にいられない10代後半が住む。

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