下野新聞
那須塩原と日光の温泉地を中心にホテル経営する「おおるりグループ」(本社・日光市)が鹿沼市の知的障害者施設「希望の家」の入居者、職員たちを毎年クリスマスに招待し続け、昨年で通算30回目を迎えた。施設側は感謝状などを贈呈。毎回200人から300人を招く大規模事業で、ホテルは貸し切り状態になるという。始めたきっかけは斎藤正洋社長(64)が偶然目にした、入居者の頑張る姿だった。「入居者たちは本当に楽しみにしている」と希望の家。知的障害者を連れての旅行は、いまだに偏見にさらされることもあるが、職員と一緒に集団で行けるこの招待は伸び伸び旅と楽しめるという。斎藤さんは「今後もずっと招待事業を続けたい」と話している。
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