2010年11月24日水曜日

知的発達障害者の陸上競技、佐野を拠点に広がり 3選手が全国入賞も 栃木

下野新聞 
市を拠点とする知的発達障害者の陸上競技が広がりを見せている。県内では「スペシャル・オリンピックス・日本(SON)」の陸上プログラムが2005年に始まり、当初数人程度だった障害者アスリートは現在、35人にまで増加。今月上旬には、3選手が全国大会で上位入賞を果たした。きっかけは「SO冬季世界大会」(長野)を控えた04年末に市内を通過した聖火リレー。公募で集まった障害者ランナーの力走を前に「解散するのはもったいない」として、峯理事らがコーチの資格を取り、障害者が陸上に取り組める環境をつくった。県内のSO競技はバスケットボールや水泳は宇都宮、卓球は大田原などといったように地域別で活動を展開する。陸上は日光と小山にも広まったが、県内のメッカは佐野と位置付けられるという。

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