琉球新報
糸満市は2011・12年度の、市の建設工事の入札における業者の等級格付基準の評価項目に、「障がい者の自立支援に対する社会貢献活動」を新設する。19日までに決定した。業者が、市内の指定された障がい者福祉施設を活用した場合に加点する。「物品の購入」と「就労委託」が対象。市は「障がい者、企業側の双方にメリットがある一石二鳥の取り組み」と効果に期待している。公共建設工事の格付けは、点数が高い業者ほど金額の大きな仕事が発注される上位の等級に入れる。県や那覇市などでは「障がい者の雇用状況」が評価項目としてあるが「物品購入」や「就労委託」が加点対象となるのは、糸満市によると県内初とみられる。
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