東京新聞
東京都日野市教育委員会などが編集した、発達障害児の指導法をまとめた書籍の中で、氏名など児童が特定される写真が掲載されていたことが分かり、出版元の東京書籍(東京都北区)は、発行した約千五百部の大半を回収した。市教委は東京新聞の取材に「配慮に欠けていた。問題部分を差し替え、早急に改版の手続きを進めたい」としている。書籍は「通常学級での特別支援教育のスタンダード」と題し、今夏に発売された。問題となったのは、整理整頓が苦手な児童のために、道具箱を細かく仕切る事例を紹介した写真。氏名が書かれたラベルがそのまま掲載され、説明文でも整理が苦手なことが強調されていた。
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