2010年11月13日土曜日

知的発達障害 映画で理解を 神奈川

朝日新聞 
横浜市神奈川区を拠点に自閉症やダウン症など障害を抱える子どもの母親が中心となって、障害への理解を広めようと活動しているグループがある。障害を描いたドキュメンタリー映画を無料上映し、情報交換をする、という地道な活動ながら、支援者は少しずつ広がっている。今年の上映会では、情報交換会に小栗監督も参加し、撮影を通じてさまざまな国の知的発達障害者と接した経験から、障害者雇用が進むアメリカの様子を例にあげた。「例えば、ファストフード店で働く自閉症の人が熱心すぎて、まだ食事中のテーブルをふこうとする。でもみんな自然にトレーを持ち上げます。嫌な顔をする人はいない」それに比べて、「日本はまだまだ障害者を自然に受け入れる成熟した社会になっていない」という監督は、一般の人が障害者と触れ合う機会が増えれば、日本も変わっていくのでは、と期待する。

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