朝日新聞
ダウン症や自閉症の人たちが競うレスリングの全国大会「早稲田カップ」(ワセダクラブ主催)で、自閉症の障害を持つ県立紀伊コスモス支援学校中等部2年の里口綾悟(さとぐち・りょうご)君(13)=岩出市=が中2男子軽量級の部で優勝した。里口君は「もっともっと強くなりたい」と練習に励んでいる。里口君は太田コーチが昨年10月に和歌山市で開いた体験教室で興味を持ち、中村さんのクラブに入門した。それまでスポーツの経験はなかった。中村代表は「最初はなかなか動けず、ただ立っているだけだった」が、8カ月の練習で才能を開花させた。家でも筋トレに励み、1回もできなかった腕立て伏せが20回もできるようになった。
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