毎日新聞
正規の美術教育を受けていない知的障害者らが創作した作品を紹介する「ボーダレス・アートー魂の鼓動・感性の表出」展が、豊岡市小島の県立円山川公苑美術館で開かれている。構図や配色、美術史など伝統的な美術教育を受けていない人の芸術作品は「アウトサイダー・アート」と呼ばれ、但馬で本格的な展覧会が開かれるのは初めて。型にはまらない構図や色遣いなどの表現が感動を与え、素晴らしい感性が表れた芸術分野として90年代ごろから注目され始めた。松本俊彦学芸員は「アウトサイダー・アートは地方ではまだそれほど知られていないが、障害者らの芸術の可能性に気づいてほしい」と話している。10月17日まで。午前9時〜午後5時。
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