毎日新聞
西原村小森の知的障害者支援施設「はらっぱの家」の活動が今月で10年目に入った。一昨年、昨年と活動収支は赤字だが、障害者やスタッフらは「知的障害者の仕事の場づくりとさまざまな人との交流の場にしたい」と、これからも活動を続けていくつもりだ。「はらっぱの家」は、知的障害の娘の両親で当時会社勤務だった土田良治さん(57)と妻なつ子さん(62)が01年、村の農協婦人部の施設を譲り受け「娘をずっと施設に入れておくのは可哀そう」と一念発起し開設した。土田さんの長女里奈さん(33)は朝10時〜夕方4時半、笑顔で週6回の店番をこなす。良治さんは「10年間ほぼ休まず皆勤を続ける娘の姿に、教えられるものが多い」と話す。
0 コメント:
コメントを投稿