2010年9月15日水曜日

知的障害者の自立へ さをり織り制作し販売 兵庫

神戸新聞
洲本市内の知的障害のある高校生らが、精神障害者が中心になって働く「喫茶かくえき」(同市栄町3)で「さをり織り」の制作と販売に取り組んでいる。コースターやランチョンマット、マフラーなど色鮮やかな作品が特徴。関係者らは「学校を卒業しても働ける場所にしたい」と意気込んでいる。「さをり織り」は大阪府出身の城みさをさんが1968年に発案した手織りの手法。見本やルールがなく、自由な感性で織ることから、同じ模様は生まれないという。11月3日からは市民交流センター(同市宇原)で展覧会を開く予定。上田さんは「途中で綿を挟むなどユニークな発想で、思ってもみなかった作品が出来上がる。作品が売れることが自立につながる。多くの人に見てもらいたい」と話している。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る