山梨日日新聞
甲府・朝日通りの空き店舗で障害者授産施設の商品を販売する福祉合同ショップ「こころん」が11日でオープン1年を迎えた。近隣の高齢者を中心に顔なじみのリピーターを増やしつつある一方、補助金終了後の事業のあり方はまだ見えていない。来店者の半数は徒歩や自転車で訪れる近所のお年寄り。一方、障害者を含む販売員3人の賃金は市の補助金でまかなっており、財源のふるさと雇用再生特別基金は来年度末で終了する見込み。来店者は増えてもレジの通過人数は今年に入り500人前後の横ばいで、販売員の1カ月分の賃金を出すのも難しく、経営努力を積み重ねるだけでは自立経営できないのが現状だ。
0 コメント:
コメントを投稿