読売新聞
多摩地区の都立特別支援学校で、知的障害を抱える児童・生徒の入学が増加し、教室不足が深刻化している。仕切って数を増やし、更衣室なども使って急場をしのいでいるが、授業に支障が出るケースも指摘される。抜本的な対策が求められている。都内全体を見ても、知的障害を抱え、特別支援学校に通う児童・生徒数は増加の一途をたどっている。04年度は5221人だったが、5年後には6983人で3割強の増加となった。背景には、2007年の学校教育法の改正で、特別支援教育が本格的にスタートし、保護者が障害に応じた教育を求める傾向が強まったことがあるとみられる。
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