中国新聞
障害者虐待防止法が施行された昨年10月以降、虐待の情報を集めるために広島県と県内23市町が設けた相談窓口に通報が相次ぎ、12月までの3カ月間で12人が虐待の被害者と認定されたことが7日、分かった。市町が被害者を障害者施設に保護したケースもあり、埋もれがちな虐待の早期発見に法律の効果が表れた。
県によると、12人が受けた虐待の内訳は、たたくなどの身体的虐待6件▽年金を渡さないなどの経済的虐待5件▽暴言などの心理的虐待4件▽介助を放棄するネグレクト3件。複数の種類の虐待を受けた障害者もいるため総数は18件に上る。
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