中国新聞
乗馬を通じて障害のある子どもを療育する放課後等デイサービス「まきば」が4月、福山市神辺町にオープンした。作業療法士や保育士たち計7人が障害の程度に応じて乗馬や餌づくり、馬房掃除を通した療育支援をする。全国でも珍しい取り組みという。2004年ごろ、競馬場に知的障害者を招いたところ、喜んでもらったため、乗馬クラブに招待したり、NPO法人を設立して乗馬を通じたセラピーに取り組んだりしてきた。しかし年会費や1回2千円の利用料などの費用が課題だったという。今年4月に放課後等デイサービス事業が始まったのを機に、所得に応じて国や県市町から最大全額が補助されるのを生かしてまきば開設を決断した。
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