2012年4月10日火曜日

当事者で支援者 理解深める手記‎ 埼玉

朝日新聞 
発達障害の一つで、他人に気づかれにくいとされるアスペルガー症候群の村上由美さん(39)=さいたま市=が、手記「アスペルガーの館」(講談社)を出版した。様々な困難や同じ障害を持つ夫との生活を通じ、障害者、支援者、家族という異なった視点からこの障害と向き合う姿勢が冷静な筆致で描かれている。由美さんは3歳ごろまで言葉が話せず、自閉症と指摘された。小学生の時、母親に障害名を告げられ、自分を知るために都内の大学で心理学を専攻。卒業後は言語聴覚士の資格を取得。現在、行政の相談窓口などで発達障害児らの支援にあたっている。

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