2012年2月26日日曜日

公職選挙法違反:知的障害者・地裁無罪判決 弁護人、控訴断念申し入れ 佐賀

毎日新聞 
選挙ポスターを破ったとして公職選挙法違反に問われた知的障害のある男性(59)に無罪を言い渡した佐賀地裁判決を受け、男性の弁護人が24日、佐賀地検に控訴断念を申し入れた。申し入れ書では、最高検が知的障害者に対する取り調べ過程の録音・録画実施や専門家の立ち会いを試行していることに触れ「このような取り組みがされる中、佐賀地検が控訴審で争うのは検察庁としての自らの取り組みの意義を損ない、時代の流れに逆行する」とけん制。一方、県警の岩瀬常幸刑事部長は同日の定例記者会見で、当初の対応について「男性の知的レベルが低いとの認識のもとで適正に捜査した」と強調した。

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