読売新聞
耳が不自由で言葉が話せず、重度の知的障害がある男性(64)が窃盗罪などに問われた裁判で、福岡高検は28日、社会福祉法人の支援を受けた更生状況を評価して1審の実刑判決を破棄し、懲役10月、保護観察付き執行猶予5年の有罪とした福岡高裁判決について、「適切な上告理由を見いだすのは困難」として上告を断念した。男性は過去に窃盗罪などで19回の有罪判決を受けて20年以上服役。控訴審で弁護側は「男性は障害が原因で盗みを繰り返しており、刑務所よりも福祉による更生が必要」と主張していた。
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