2011年12月12日月曜日

体ぶつけ熱戦、ダウン症児らレスリング大会 神奈川

カナロコ 
マットでダウン症児らが熱戦―。ダウン症児者と自閉症児者を対象としたレスリング大会が10日、横須賀アリーナで行われた。3度目の開催で、約30選手が参加。全国でもダウン症児者らを対象としたレスリング大会は珍しく、競技委員長を務めた船生知成・追浜高教諭(43)は「体をぶつけ合って競う楽しさを知ってもらえたら、うれしい」と話した。今大会には、船生教諭が横須賀・大楠高で指導する大楠クラブをはじめ、早稲田(東京)、京都八幡(京都)の3クラブが出場。現在ダウン症児らを対象とした教室を開いているのは、全国でもこの3クラブのみといい、船生教諭は「少しでも多くの人にスポーツの面白さを味わってもらうために、ゆっくりでも指導を続けたい」と話していた。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る