2011年6月8日水曜日

介護技能等習得事業 「受け手」から「担い手」へ 滋賀

毎日新聞 
福祉サービスの「受け手」から「担い手」へ。知的障害者が介護ヘルパーとして働くための県の「介護技能等習得事業」が開始から10年が過ぎた。草津市の居宅介護事業所「心」(村田美穂子所長)で働くダウン症の山元麻記子さん(39)を訪ね、障害者の就労現場を取材した。村田所長は「彼女にしかできない接し方や働き方がある。障害の特徴さえ把握すれば、働きぶりに問題はない」と話す。ただ、厚生労働省は09年3月、ホームヘルパー3級を介護報酬算定外とし、養成を終了したため、3級は事実上、資格ではなくなった。山元さんは現在、「ヘルパー」ではなくスタッフの立場だ。同センターは3級に代わる独自資格「生活支援員」を設けるよう県に働きかけている。

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