下野新聞
「裁判長の質問態度に少年への配慮が欠けている」。発達障害がある少年の裁判員裁判法廷で28日、弁護側が宇都宮地裁の井上豊裁判長に苦言を呈した。弁護側は「裁判長の質問は威圧的。発達障害の理解が足りない」と指摘している。28日午前は少年の母親が証人として出廷。裁判長は少年と被害女性の証言の食い違いについて「少年が正直に話していると思うのか」などと、厳しくただす場面もあった。別の質問で、言葉に詰まった母親に向け「答えなし。それでは終わります」と尋問を打ち切った。
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