2010年8月1日日曜日

「発達障害」支援へ通所施設 府中市に2日開所 創作活動、軽作業も 広島

読売新聞 
府中市の社会福祉法人「静和会」(高尾芳文理事長)は、自閉症、学習障害など「発達障害」がある人を支援する通所施設「発達障害者サポートセンター・未来図」=平岡辰士施設長(58)=を8月2日、府中市元町の旧市立元町保育所を改装して開所する。利用者一人ひとりの特性に応じて支援の内容を工夫し、日常生活や創作活動などが行えるようにする。発達障害者の支援に重点を置いた障害者施設は県東部では珍しく、家族らは「自立に向けた一歩が踏み出せる」と期待している。新しい施設では、生活支援員、看護師、職業指導員ら職員10人が常駐。先の見通しが立たないことを不安に思う利用者にスケジュールを書いて見せたり、抽象的な事柄を理解できない利用者に具体的な方法を示したり、それぞれに合った支援を行い、日常生活を送る上での困難さを緩和する力を付けてもらう。また、調理室を使った昼食作りや、さをり織りや草木染めなどの創作活動、部品加工などの軽作業にも挑戦出来る。

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